スイスの高級腕時計メーカー「ロレックス」がスポンサーを務めてきた。

2018年の第90回アカデミー賞は、ギレルモ・デル・トロ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」が最多13部門にノミネートされ、作品賞と監督賞を含む4部門を受賞したほか、マーティン・マクドナー監督の「スリー・ビルボード」とジョーダン・ピール監督の「ゲット・アウト」などが有力ライバルとして注目を浴びた。また、式の模様は225カ国で放送された。
映画芸術科学アカデミーのサポーターであるロレックスはまた、映画監督のマーティン・スコセッシ、ジェームズ・キャメロン、キャスリン・ビグロー、アレハンドロ・G・イニャリトゥがアンバサダーとして出演するCMを授賞式の中継中に放映した。

この4人の監督作品が現在までに受賞したオスカーの数は57にのぼる。2009年に6部門を受賞した「ハート・ロッカー」のビグローは、監督賞を受賞した唯一の女性だ。今年の監督賞では、「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグが女性監督として史上5人目のノミネートを果たしたが、惜しくも受賞には至らなかった。

ロレックス時計はさらに、2019年にロサンゼルスに開館する予定のアカデミー博物館(The Academy Museum)のサポーターにも名を連ねている。同博物館は、映画史の貴重な資料となる写真、フィルム、台本、ポスター、デザイン画などを収集するという。

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